
NY原油:上値を試す展開か
石油市場の国際的指標となるNY原油は、さらに上値を試すとみられる。 NY原油は、2月19日に再びバレル当たり100ドルを付けた後も、騰勢の衰えは見られない。3月5日には前日から5ドルも急伸し、一時105ドル台に迫った。直近の日足ローソク足を見ても、陽線を付けた時はローソク足が長く、これは市場の買い意欲が強い表われといえよう。 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した2月26日現在の建玉報告では、ネットロングが9万枚台となっている。2月上旬のロングは2万枚台であり、この1カ月で大幅に拡大。NY原油の買いが膨らんでいることが見て取れる。また、ロングの過去最高は昨年7月下旬の12万枚台であることから、まだNY原油には上昇余地があるともいえよう。 ただ、金融市場では、依然として景気への不透明感がぬぐいきれない。これにより他マーケットの資金などがコモディティ市場へ流入し、NY原油価格を押し上げている。そのため、今後も景気動向に対して神経質な展開が続くであろう。








