(2008年03月12日)

東京白金:調整安局面続くか

東京白金相場は、上昇の勢いが急だっただけに、目先的には利益確定売りや手仕舞い売りが優勢の展開に調整安局面が続きそうだ。

内外白金のこれまでの流れを見ると、NY市場が2月22日に2214・50ドル(トロイオンス当たり)、東京市場が同日に7375円(グラム当たり)の高値をつけた。その後、高値警戒感や買い疲れ感から、この時点で調整局面入りを示唆するような展開となり、深押し(相場が著しく下がる)の場面も十分想定されるなど買い控えムードが強まる可能性が高まった。

この結果、NY市場は100ドル超、東京市場も500円超の下げを演じるなど地合いを弱めた。

ところが、3月入りしてからNY原油や金が最高値を更新、ドルは対ユーロで過去最安値を記録するなど市場環境が強気有利になると、一転して上昇基調となり、戻り歩調をたどるとショートカバー(買い戻し)も誘発される展開となった。内外市場とも2月の高値をあっさりと突破し最高値を更新した。

しかし、NYは再び反落。前週末7日の定期市場は限月によっては約160ドルの暴落となった。

東京白金は、現地7日のNY市場を受けた10日の取引で先限がストップ安水準の6707円に張り付いて引けたことで、2月29日の直近の安値(6839円)を大きく下回って、チャート上ではダブルトップの弱気パターンを完成している。

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