(2008年03月21日)

NY原油:目先は調整局面か

石油市場の国際的な指標となるNY原油は、目先は調整局面となりそうだ。

NY原油の日足チャートを見ると、現地17日に4・53ドルも下落した。これにより、高値圏にあって大陰線のローソク足を付けている。その前には、バレル当たり110ドル前後で、相場の転換を示すローソク足を付けている。市場では高値警戒感が台頭しているようだ。

110ドル超が目先の高値になるか否かは、直近の値動きが重要となろう。まず、再び最高値を更新した場合は上値のメドが見当たらない。そのため、85ドルから100ドルまで一気に上昇した15ドル。この上昇幅を今の相場に当てはめると、足元では100ドルから110ドルと10ドル上昇しているため、この点からあと5ドルは上値の余地があるとも考えられる。

これに対し、相場がさらに下落した時には110ドルが上値抵抗線となろう。心理的な下値支持線は105ドル前後。この下値を割った場合は、110ドル超で目先の高値を付けたといえる。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、0・75%の利下げに踏み切った。これを好感し株価は大きく上昇し、ドルが買い戻された。NY原油はドル安で上昇しただけに、ドルの買い戻しとともに調整が入ってもおかしくはない。

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