(2008年03月26日)
東京コーン:天候相場期に上昇か
東京コーンは、現地31日の米農務省による米コーン作付意向面積の発表を前にして思惑が入るなど上下にブレる波乱の展開が予想される。ただ、投げが一巡し、天候相場期特有の産地の天候に敏感に反応しながらの展開で上昇基調が続くとみられる。
米国で2月、農業観測会議(アウトルック・フォーラム)で示されたコーンの作付面積は9000万エーカーで、前年実績の9360万エーカーを360万エーカー下回る内容だった。
そのほか、民間などの主な事前予想によると、(1)インフォーマ・エコノミクス社=8751万5000エーカー(2)ファーム・フューチャーズ・マガジン(FFM)=8770万エーカー(3)FAPRI(農業政策研究所)=9180万エーカー―となっている。
この中で、(3)のFAPRIを除くと、2008年の米コーン作付面積は8700万―8800万エーカーというのが現実的な数字と見ることができよう。この水準では、年間コーン需要130億ブッシェルを補うのは困難で、コーン需給を健全に機能させるには、シカゴ期近は5ドル(ブッシェル当たり)を維持し続ける必要があるとの見方が出ている。
米コーン需要の中にはエタノール需要も勿論含まれているが、このところ米国内でのエタノールの需給状況はひっ迫していない様子で「十分足りているのだろう」(穀物商社)との指摘が聞かれる。

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