(2008年03月31日)
東京金:出直りかどうか様子見
東京金は、本格的な出直り相場に転じるかどうかは、NY相場や為替の動向などを窺いながら、様子見姿勢をとるのが賢明か。
27日の国内は、NY続伸を受けた買い戻しなどに高寄りしたが、その後為替の円高などを嫌気した手仕舞い売りなどに伸び悩んだ。NYの先行き不透明感もあり、積極的な売買が一時、手控えられるといった動きも見られた。
現地26日のNY市場では、ドル安や原油相場の急伸を好感してファンド資金が再び流入し、取組高が最大である6月限(日中取引ベース)がトロイオンス当たり955・50ドルまで買われた。中心限月(同)チャート上では、17日の史上最高値1033・90ドルからの下落幅の38・2%(フィボナッチ比率)戻し水準に当たる953・53ドルを上回る954・20ドルで引けており、底入れ感が広がった。
信用収縮懸念に揺れた金融市場が落ち着きを取り戻しつつある中、投機筋の一部は再びリスク許容度を強めているとされる。これを背景に金市場でも底入れムードが広がっており、「今後も1000ドル台に向けて次第に戻り歩調を高めるだろう」(市場関係者)との期待が広がっている。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録