(2008年04月01日)

NY原油:105ドルで値固めか

国際的指標となるNY原油は、目先バレル当たり105ドル前後で値固めし、その後は再び最高値を試す動きとなりそうだ。

米連邦公開市場委員会(FOMC)前の3月17日には、過去最高値となる一時111・80ドルを付けた。その後は、下落に転じ100ドル割れの場面も見られた。日足のチャートでは、この急落時に窓が空いている。足元の105ドル前後での推移は、この窓を埋めている動きともいえよう。

再び騰勢を強めたNY原油は、下値は100ドルでほぼ固まったようだ。ダブルボトムを形成した際の2番底である86ドル台と、過去最高値である111ドル台から、それぞれ直近のローソク足に対しトレンドラインを引くと、105ドル付近で交錯する三角もちあいの格好となっている。今後、105ドルから上放れれば、再び最高値をうかがう展開となろう。

材料としては、引き続きドル安がコモディティの上昇要因となりそうだ。今週は、重要な米経済指標が相次ぐ。ドルは対ユーロで再び最安値圏にあるものの、経済指標の悪化を受け景気後退懸念が意識されると、ドルの売り圧力も強まる。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する