(2008年04月09日)
アルミ:下値一巡ムード強まる
国内アルミ相場は、LME相場がイースター休暇明け後、下げ一巡から一時的に先物がトン当たり3000ドル台を回復するなど落ち着きを取り戻すと同時に、同2900ドルをメドとして底堅い動きを示しているため、堅調な推移が予想される。
LME先物は、投機資金流入に伴う国際商品全面高の動きに追随、現地6日に引け値ベースでトン当たり3238ドルと一昨年5月に記録した史上最高値である3300ドル台に迫る高騰を演じた。しかし、米国の利下げが0・75%と事前予想を下回ったことを契機として、相場高騰の要因となったドル安が一服、ファンドなど投機筋が利益確定の売りに転じたため、イースター連休に向けて調整安の流れで推移した。
このような流れも連休明けにかけて、変化が生じている。LME在庫が2004年6月以来の100万トンの大台に乗せるなど高水準で、目先の需給環境を無視した相場高騰の反動が続くとする弱気的な見方をよそに、2900ドルで下値抵抗を示しているもので、「予想以上に底堅い」(市場関係者)との感触が広がっている。
国内定期相場は、為替動向に左右されながらも、目先の下値一巡から出直り傾向を強めている。LME相場が先物2900ドルをメドとして下値抵抗、ファンダメンタルズ改善を受けて、再度上値をめざす可能性が強まっているためで、先限ベースでキロ当たり310円台を固める気配にある。

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