(2008年04月10日)
NY金:900ドルで下値固め
東京金相場は、為替の円高の一服ムードから、目先的にはNY金の動きに連動すると考えられる。直近では1日に先限がグラム当たり2901円と底をつけた後、5営業日続伸するなど値を戻している。3月6日の3315円を高値とすると半値戻しは3108円となり、目先はそこをクリアできるかどうかが焦点となるだろう。
指標となるNY市場に目を向けると、3月19、20日のイースター休暇を控えた手仕舞い売りに急落して以来、トロイオンス当たり900ドル台前半での推移が続いている。直近では、1日に887・80ドルをつけた後は、米経済指標の悪化を追い風に堅調な推移を見せている。次の材料としては、4月16日のシティバンクなど米銀大手の決算が注目されているため、それまでは900ドル前半で推移との見方が大勢を占める。
また、NY金の日足チャートを見たとき、1月22日と4月2日の下ひげに対しトレンドラインを引き、さらに3月17日の最高値1033ドルから4月8日の上ひげまでラインを引いてみると、後者がより下向きとなっている。ただ、900ドルの下値支持線が強力であることを考えると、今後しばらくは横ばいの推移となり、このトレンドラインを上放れる可能性が高い。こうしたことを踏まえると、東京金は目先的には3000―3100円のレンジでの値動きになるのではないか。

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