(2008年04月16日)

内外白金:目先、弱含みの展開

東京白金相場は目先的には弱含みの推移となりそうだ。3月21日に先限がグラム当たり5745円の底値をつけた後は堅調に上昇し、6000円―6500円のレンジで動いている相場だが、上値は限定的とみられる。ただ、為替では円は対ドルで一度95円台の高値をつけて、直近では100―103円でもみ合っている状況なので、一気に下抜けるという雰囲気も感じられない。目先は6000円の下値を意識する展開となりそうだ。

指標となるNY白金は、現地14日に急落し2000ドルを割ったが、イースター休暇前の急落や1日の大幅安の後にはすぐに値を戻したことからも、投資家の押し目買いのスタンスは変わらないと考えられ、今後も2000ドル台を割っては戻すという流れとなりそうだ。今週は米大手銀行の決算発表が続くが、市場予想では業績の悪化が見込まれている。決算内容の悪化により景気減退観測が強まれば、白金にとっては弱材料になる。

東京白金の日足チャートを見てみると、月初に10日移動平均線が20日移動平均線を上抜きゴールデンクロスを形成しているものの、14日の大幅下落により大陰線を付けた。目先的には6000円の下値を試す可能性もあるだろう。

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