(2008年04月21日)

国内アルミ:底上げムード強める

国内アルミ相場は、LME相場が先物がトン当たり3000ドル台回復後も底堅い動きを維持しており、中長期的な需給均衡見通しを背景として上値をめざす可能性があるだけに、底上げ気配を強めそうだ。

LME先物は、3月上旬に3238ドルと一昨年5月に示現した最高値である3300ドル台に迫る騰勢を演じた後、米国の利下げが0・75%と事前予想を下回ったことを契機として、相場高騰の要因となったドル安が一服、ファンドなど投機筋が利益確定の売りに転じたため、大台を割り込む形で2900ドル台でレンジ内の動きに終始した。

LME在庫が100万トンの大台に乗せたことも上値を抑制する材料になったが、その後のレンジ内の動きの中で2900ドルで執拗な抵抗を示した。

このような下値確認気配から、現地9日には先物が再び3000ドル台を回復、その後も大台を維持するなど底堅い動きをみせている。

国内定期相場は、為替動向に左右されながらも、目先の下値一巡から戻り気配を強めている。LME先物が3000ドル台定着化の様相をみせる中、ファンダメンタルズ改善を受けて、再度上値をめざす可能性が強まっているためで、底上げ的な流れが想定される。

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