(2008年04月24日)

東京Non大豆:波乱含みの展開か

東京輸入大豆は指標のシカゴ相場に追随するとみられるが、為替の動きも睨みながら波乱含みの展開か。

シカゴが強基調となっていた原因として、南米の供給不安、中国の大豆・大豆油の買い付けなどが挙げられようが、南米の供給不安についてはストの動きが「これまでシカゴ大豆を押し上げてきた一番の要因」(穀物専門商社)との意見が出るほど重要視される向きもあった。

特にアルゼンチンでは、輸出税を巡り政府と農業生産者が対立、解決の糸口が見えず、「1カ月ほど交渉しているが、妥結には至っていない」(インテレス・キャピタル・マネージメント・チーフアナリスト・齋藤和彦氏)という。

一方のブラジルでは、「港湾ストライキは毎年のように起きている」(同)というが、以前、長期ストライキを行ったため物流が極端に滞り、ストが解除されてから、積荷のトラック(ブラジルでは鉄道のインフラが整っていない)が港湾に向け行列をなしたこともあるという。

南米大豆新穀の出回り期の最中に、こうしたスト絡みの騒動が起こっていることから、買い付け先を米国産にシフトする動きが主要大豆消費国・中国を中心にさらに加速しそうで、これもシカゴ大豆の支援材料になる。

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