(2008年05月02日)

国内アルミ:下値警戒圏に接近

国内アルミ相場は、LME相場が先物ベースでトン当たり3000ドル台を割り込み、ほぼ1カ月ぶりの安値圏にまで下落したものの、中長期的な需給均衡見通し、製錬コストアップを背景として下値抵抗ラインに接近した感があるだけに、下げ渋りに転じる公算大とみられる。

LME先物は4月9日に3000ドル台を回復、その後も底堅い動きを示したものの、さらに一段高に照準を合わせるまでの勢いがみられなかったことで、再び大台を割り込み、下値を試す流れに転じている。この間、漸減傾向にあったLME在庫が一気に1万5000トン近く急増したことも響いた。

しかし、イースター連休前後の下げ過程の中にあって、執拗に2900ドルで抵抗を示したことから、今回も同水準が下値のメドになるとみられる。

国内定期相場は、為替動向に左右されながらも、海外市況の大台割れから、価格水準を切り下げている。しかし、LME先物が下値抵抗ラインに接近しているだけに、追撃売りには警戒を要する局面に入っているとみられ、そろそろ買い場狙いでの対処が有利になりそうだ。

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