(2008年05月29日)
東京金:上値の重い展開に
東京金は、前週から先限がグラム当たり3000円を超える水準での推移が続いている。ただ、3100円台まで上伸したところで足踏みが続いている状況だ。メモリアルデーを含む3連休明けの現地27日には、指標となるNY市場で金が急落したことから、目先的に上値の重い展開が予想される。
NY金の直近の値動きを見ると、ファンド筋によるショートカバー(売りポジションの買い戻し)の動きが相場を押し上げ、15日から5日続伸した。こうした流れの中で、上値抵抗線とされていたトロイオンス当たり900ドルを力強く上抜ける格好となったが、独自材料のない相場だけに「850―900ドルのレンジ相場が900―950ドルに切り上がった。1000ドルを目指すには日柄が必要」(アナリスト)との指摘のように、一段高は考え難い雰囲気となっている。
NYの日足チャートを見ると、足元では10日移動平均線が20日移動平均線を上抜いてゴールデンクロスを形成しており相場の強基調を示しているものの、930ドルの上値が重いことが見て取れる。
一方、東京金の日足チャートでは、4月1日の安値を一番底、5月2日の安値を二番底としたとき、もし3150円のラインを上抜くようだったらダブルボトムが形成され、相場は上昇基調になる。目先の焦点としては、この水準を超えるかどうかという部分に集約されるだろう。

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