(2008年06月17日)

東京白金:一段の上昇力欠く

東京白金は、現在グラム当たり7000円の大台を前にして高止まりで推移している。目先的にはこの水準を維持しながらもみ合う展開になりそうだ。

直近の値動きを見ると、6日に先限が6800円まで急伸し、その後は6900円のラインで跳ね返されてはいるものの、おおむね6800円台で底堅い動きを見せている。

一方、指標となるNY市場は、こちらもトロイオンス当たり2000ドル台で堅調な地合いを保っている。日足チャートを見ても、2000ドルを割り込むところではローソク足の下ひげが伸びており、押し目は買われるといった動きが確認できる。

その一方で、相場は上昇局面にあるかという部分については、疑問視する声が多い。南アフリカ共和国を巡るファンダメンタルズ(需給要因)の強さが相場を下支えしているものの、現在の相場は一段の上昇力を欠いている。

従って、国内市場も目先的に最高値である7324円を目指すという動きを想定するのは難しそうだ。白金は変動幅が大きいだけに、NYの上昇に連れて7000円台まで急騰することも考えられるが、積極的に上値を追っていく展開とはならないとみられる。

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