(2008年06月20日)
国内アルミ:強基調持続の公算大
国内アルミ相場は、LME先物が一気にトン当たり3000ドルの大台を奪回するなどレンジ上放れと動意づいているため、先高期待感が強まる中、内部要因面でも先限を中心とした高値更新によって、買い方主導に大きく傾いているため、強基調を持続する公算大とみられる。
LME先物は、原油先物の高騰に対する米商品先物取引委員会(CFTC)の監視強化を契機として、商品市場全般に投機的な動きが抑えられる傾向を示したことを受け、3000ドル台割れから2900ドルを中心とした往来レンジ内の動きを強いられていた。四川大地震の影響が不透明な状態になっていることに加え、約107万トン規模に膨れ上がっているLME在庫が欧米での需要低迷を連想させる要因として作用したようだ。
このような状況にもかかわらず、LME先物は予想以上に底堅さを保ち、下値余地に乏しいとの感触が市場に広がり、投機筋の買いを呼び込む格好になった。
このように海外市況が上値に向けて動意づいたことから、国内定期期先も一気に3月上旬以来の高値であるキロ当たり340円台を回復、内部要因面でも買い方主導色を強めているもので、引き続き強基調を維持しそうだ。

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