(2008年06月24日)
NY原油:135ドル挟みもみ合いか
国際的な指標となるNY原油は、引き続きバレル当たり135ドル前後でもみ合う展開が予想される。
NY原油は、131ドルで下値を固めたといえる。6日には、1日の値幅が10ドルを超えるなど暴騰を見せ、一時139・12ドルの高値を付けた。そのため、5ドル超は押してもおかしくはない状況ともいえよう。
こうした中、10日には一時130・80ドルまで値を下げた。ただ、6日の暴騰以降は、130ドルを割り込むことなく相場は推移しており、この下値支持線は強いとみられる。
直近では、130―140ドルのレンジ相場の様相を呈している。あるアナリストは「今の価格水準を維持し、夏に最高値をトライする格好」との見解を示している。
相場の材料を見ると強弱入り混じっており、乱高下が続いている。まず、米証券大手が相次いで出した強気見通しを受け、先高感から原油が買われてきた。ただ、直近の高値を意識してか、ここにきてその勢いに陰りが出てきたともいえる。
さらに、現在はドル高が意識されている。市場ではドルの先安感は強いが、足元ではインフレ懸念が浮上。米政府高官などからは、ドル高を示唆する発言が相次いでおり、ドルが買われている。

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