(2008年07月03日)
東京金:上昇局面に突入
東京金は、6月20日の相場でテクニカル的に重要とされていたグラム当たり3141円を上抜いた。その後、前週央には一時3100円を割り込む水準まで下げたが、週末にはNYの急伸を好感して切り返しを見せた。さらに、週明けの6月30日には一時3200円台に乗せるなど、ここに来て地合いをますます強めている。金相場は上昇局面に突入したとみられる。
指標となるNY市場は、現地6月26、27日の2日で合わせて50ドルもの急伸を見せている。米連邦公開市場委員会(FOMC)は大方の予想通り金利据え置きとなったものの、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の声明文では、インフレに対する懸念は示されながらも具体的な利上げについては言及がなく、このことがドルの先安観、ユーロの先高観につながり、ユーロは現在1ユーロ=1・58ドルの水準を試す動きとなっている。
こうした為替の動きを好感して、NY金もトロイオンス当たり950ドルに挑む態勢となっている。
東京金の日足チャートを見ると、足元では10日移動平均線が20日移動平均線を上抜いてゴールデンクロスを形成しており、相場の騰勢が強いことがわかる。金は目先的に3200円台の水準に定着しつつ、最高値である3322円をうかがう動きとなることが予想される。

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