(2008年07月04日)

NY原油:現地3日の値動きが焦点

国際的な指標となるNY原油は中心限月である8月限が目先、現地3日に最高値を更新できるかがポイントとなろう。

足元では再び騰勢を強め最高値更新が続いている。現地2日の時間外取引では、一時バレル当たり144・32ドルを付けた。その後も144・36ドルに値を上げるなど、ジリジリと高値を更新する展開が続いている。

テクニカル的には、上昇トレンドが継続している。ただ、日足チャートでは上ヒゲの長いローソク足が並ぶなど、市場では現在の高値に対する警戒感もあるようだ。このNY原油と為替のユーロ・ドルのチャートを比べると、直近のローソク足はほぼ同じであり相関性が強まっている。

為替市場は、現地3日に米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)の理事会と、大きなイベントが控えている。雇用統計の指標悪化や、ECB理事会ではユーロ利上げの可能性が高いことを織り込む形で、ユーロは対ドルで上昇している。目先、ユーロは再び1・60ドルを試すことになろう。こうしたドル安が、NY原油の一段高を招く可能性は高い。

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