(2008年07月11日)
東京コーン:目先は調整安続く
東京コーン相場は、指標のシカゴがブッシェル当たり7ドル割れ(期近ベース)となっていることから、目先的には調整安が続くとみられる。
ただし、7月下旬から始まる、例年より遅れることになる米コーンの受粉がうまくいくかどうか微妙との市場の見方も出ており、仮に受粉がうまくいかない場合や猛暑が重なった場合は支援材料となり、内外ともに調整局面からの戻り基調にシフトしそうだ。
シカゴ・コーン相場にとっての天候以外のポイントには、ドル相場、米政府のエタノール推進政策の行方などが挙げられよう。
ドル相場については、北海道・洞爺湖サミットでブッシュ米大統領による「強いドル」発言で、ドル高となり、これを嫌気した主要コモディティが軒並み下げを演じた。
ただ、こうした同大統領の発言も一時的にドルを押し上げることには寄与しても、ここからのドル高の長期化は見込み薄か。全体的な流れはドル安にあるとみられ、再びドルが売られる展開になれば、投機筋が戻りコモディティが買われる中でコーンも例外なく影響を受けるとみられる。テクニカル的に見てドル安が続く限りはシカゴ・コーンの強基調は続くだろう。

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