(2008年07月17日)

東京アラビカ:もみ合いとなるか

東京穀物商品取引所のアラビカコーヒー相場はもみ合いが続くとみられる。

指標のNY相場は、現在は期近ベースで130ドル後半―140セント(ポンド当たり)前後で動いている。つい最近まで150ドルを超え上昇の勢いにさらに拍車が掛かろうかという値動きであったが、調整が入った。

ある商品アナリストは「今の需給状況からは140セント前後はボトム圏か」と指摘し「もう一度どこかで切り返してくる」との見方を示している。

また、市場関係者によると、コーヒー生産世界第1位のブラジルで収穫が続いていることから、上値は限定的との指摘もある。

現状では、ここからの独自の押し上げ材料は見当たらず、目先は140―145セントで横ばいに推移するか。これは原油やドル相場の動き次第といえよう。

一方、東京アラビカも2万4000―2万5000円(1袋〈69キロ〉=10円)前半でもみ合う展開を予想する向きもある。国内は、原油などの影響を受けるNYコーヒーの動きを映した展開が想定される。

内外ともに当面大きな波乱はなさそうだが、一時動意を見せ始めていただけに何かのきっかけで再び噴き上げる可能性は秘めているといえよう。

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