(2008年08月04日)
東京ガソリン:9万円台の回復なるか
東京工業品取引所のガソリンは、期先2009年2月限が、キロリットル9万円台を回復できるかが焦点となる。
ガソリン期先の日足チャートを見るとダブルトップや、10日移動平均線が20日移動平均線を下抜くデッド・クロスを形成しており、地合いが弱いことがうかがえる。直近の最高値は7月11日の10万2900円。足元の安値は7月28日の8万6870円と、高値から約15%の下落となっている。
前週の石油製品は、灯油に比べガソリンは底堅い動きとなった。この背景について当業者筋は「石油元売りや商社などは、この辺りの価格で良いだろうとの見方」と、今の価格で妥協している面もあるようだ。
クラック(原油と石油製品との価格差)の悪さは続いている。1日のガソリンと中東産原油期近の価格差は5000円ほど。「以前のような1万5000円とはいかないまでも、8000円は欲しいところ」(同)とするが、直近ではクラックが2000円の時もあったことから、当業者はこの辺りに値ごろを感じている部分もある。また、石油元売りがこの価格水準で下支えるとの思惑もあり下値は限定的か。

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