(2008年08月12日)

国内ニッケル:弱含み持続の公算大

国内ニッケル相場は、LME先物が約2年ぶりにトン当たり2万ドル台を割り込み、1万7000ドル台に突入しているにもかかわらず、中長期的な需給緩和見通しを背景として下げ止まり気配に至っていないだけに、弱含み推移を強いられる公算大とみられる。

LME先物は、3月上旬に3万3000ドル台と年初来の高値を記録した後、需給緩和見通しが支配する中、下落歩調を続け、心理的な抵抗ラインでもある2万ドル台割れから1万7000ドル台にまで落ち込んでいる。07年5月の史上最高値からみると、70%近い下落幅に達している。

このようにLME相場が大きく価格水準を切り下げているだけに、市場の関心は新たな下値抵抗ラインに集まっている。

国内定期相場も、依然としてLME相場に底打ち感が見られないため、下値不安残しの展開が続く公算大とみられる。

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