(2008年08月29日)

東京金:2900円を巡る攻防へ

東京金はグラム当たり2900円を巡る攻防になるとみられる。指標となるNY市場は、トロイオンス当たり800―850ドルのレンジでもみ合う展開が続いており、また、ドル・円の為替も1ドル=108―110円の間で動意薄となっているため、金は上にも下にも大きく動きにくい状況といえるだろう。

直近の値動きを見ると、12、15日にはストップ安を付ける急落劇を見せるなど下落の勢いを強めた。その後、19日にはNY相場が時間外取引で一時800ドルを割り込んだことを嫌気し、2800円を割り込み年初来安値を付けた。その後、NY市場が持ち直すと、国内市場も2900円の水準まで反発した。

テクニカル的には、足元では10日移動平均線を日足が上抜いており、これは長い下降を続けたあとだけに上昇相場の始まりとなる可能性がある。戻りの目標としては、7月22日の高値3363円から8月19日の安値2786円への下落幅の3分の1戻しである2978円となるか。

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