(2008年09月02日)

NY原油:ハリケーン動向注視

 NY原油相場は目先的には、ハリケーン、グルジア情勢などの動向次第では大きく動意付くとみられ、120ドル(バレル当たり)を再び突破する展開になりそうだ。これを受け東京工業品取引所の石油市場も急伸地合いを演じる場面が見られるか。

 米商品先物取引委員会(CFTC)が前週末発表した現地8月26日現在のNY原油市場における大口投機筋(ファンド筋)の建玉を見ると【1面CFTC建玉表参照】、総取組高が118万7623枚でロング(買い)が20万5459枚、ショート(売り)が18万5293枚となった。ロングからショートを差し引いた買い越し幅は2万166枚。

 同幅は前週(同19日現在)の1万1659枚と比較すると、約8500枚拡大していることが分かる。

 NY相場は前週は一時続伸基調となっていたことから、またハリケーンを巡る思惑もあるとみられることから、ファンドの買い増しが一段と進むと、次回のCFTC発表でさらなる買い越し幅の増幅が想定される。それに伴って目先的には110ドル台から一気に120ドル台へとシフトする可能性がありそうだ。

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