(2008年09月11日)

輸入大豆:弱基調での推移か

東京穀物商品取引所の輸入大豆相場は、目先的には弱基調での推移を余儀なくされるとみられる。

指標となるシカゴ大豆は現地10日、期近ベースで12ドル(ブッシェル当たり)を回復したものの、これで再び12ドル台を固める値動きとなるかどうかについては、まだ予断を許さない状況にあるとみられる。戻りを入れたとは言え、12ドルを少し超えたレベル(終値)では、コモディティ全体をけん引しているNY原油相場の軟調地合いもあり再びこの水準を割る可能性がある。下振れの余地は依然として残されている。

その一方で、東京市場は下げに歯止めが掛からない状況にあると指摘する向きもある。カネツ投資顧問アナリスト・小林健治氏は「(東京Non―GMO大豆は)弱めにみないといけない。完全に値崩れしている」と述べている。

実際、東京Non大豆は先限ベースで9日に一代(取引期間中)の安値を更新し、6万6020円(1トン=10円)を付けている。

また、一般大豆先限も同日、一代の安値を塗り替え5万7010円を付けている。

ここからさらに下げを加速させるとの見方が出ており当面、国内は下値を確認するのは難しそうだ。ちなみに同氏によると、Non大豆は現在の水準から1万円の下げで5万円前半まで落ち込むと予想。一方の一般大豆については同5000―6000円下げるとの観測を示している。

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