(2008年09月19日)

国内アルミ:戻り売り有利の流れ

国内アルミ相場は、原油先物を始めとした国際商品が調整安の流れを続ける中、LME先物が1月下旬以来、7カ月半ぶりにトン当たり2600ドルの大台割れにまで下落、米金融不安や世界的な景気後退、130万トンに及ぶLME在庫が重荷となり、反発に転じるまでの勢いがみられないだけに、上値に重い展開を強いられそうだ。

LME先物も最高値示現後、鋭角的に反落に向かい、1月下旬以来の安値である2600ドル台割れにまで下落、下値不安の流れを続けている。LME在庫が2004年4月以来の高水準である130万トン台に達し、これが日米欧を中心とした景気後退、住宅・自動車の2大産業の不振に伴う需要低迷を連想させているもの。

国内定期相場も東京先限がキロ当たり360円台まで急騰した後、300円台を切り込み、280円台にまで価格水準を切り下げている。LME相場が独自の支援材料を欠くことで、戻りに限界があり、むしろ下値不安残しの状況にあるだけに、戻り売り有利の市場環境になっている。

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