(2008年09月24日)

東京金:方向性は不透明も

東京金は、方向性を立てづらい状況といえるだろう。指標となるNY市場は、前週の「リーマンショック」に始まる一連の米金融危機のなかで、安全資産として買い進まれ暴騰をみせた。ただ、週末には米当局が金融安定策を打ち出したことで、いったん下押した。このように、米金融セクターに対する市場心理が金相場に大きく影響を与えるだけに、目先的には当局の対応策に左右される、不透明な展開となりそうだ。

東京金の日足チャートをみると、前週18、19日の急続伸で、7月23日の高値3304円から8月29日の高値2952円に引いたオーバーバリューラインを大きく上抜けている。さらに、週明け22日の相場で先限が一時、グラム当たり2950円の抵抗帯を上抜くなど騰勢の強さをみせている。テクニカル的には、下落基調から転換したとみられ、強含みの推移となりそうだ。

目先的には、グラム当たり3000円の大台に乗せるかどうかが焦点になるとみられる。

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