(2008年09月25日)
国内ゴム:下値不安残しの展開
国内ゴム相場は、東京9月限納会が一代(取引期間中)の高値を更新する形で急騰して終わったにもかかわらず、2番限以降が同じく急伸した前月納会後とは異なり、逆ザヤ下特有のサヤ出世がみられないなど地合いに変化が生じているだけに、下値不安残しの市場環境になっている。
注目の東京9月限納会は、指定在庫の品薄傾向を反映する形で、2番限との逆ザヤ幅をキロ当たり40円以上も広げる急騰で限月落ちとなった。9月10日現在の東京工業品取引所指定在庫が1973トンにまで急減していることから、高納会予想が支配、これを裏付ける結果になった。
ただ、同様に急伸した8月限納会後、サヤ出世を顕現化させた前月とは異なり、2番限以降が反落に転じている。急伸気配で寄り付いた石油製品がその後値を消す動きを示したことや円高進行が響いたものとみられ、一部では「地合いに変化が生じている」(市場関係者)との見方も散見される。
当先限の大逆ザヤ継続でみられる期近主導の流れが期先主導に変化する兆候と受け止める向きもある。ただ、早急に期近の品薄傾向が改善に向かう可能性も薄く、当面はせめぎ合いの流れが続く可能性がある。

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