(2008年10月07日)

東京白金:先限、3000円を試す公算大

東京白金は、依然として下落基調を継続しており、目先的に先限がグラム当たり3000円を試す公算が大きい。

白金は自動車触媒としての工業用需要が、需要全体の6割程度を占めるが、世界的な景気減速感から、自動車販売の不振も続いている。米国では、9月の新車販売台数が15年ぶりに100万台を割り込んだ。 このように、ファンダメンタルズ(需給要因)の弱さが鮮明となっているだけに、積極的に買いづらい状況といえるだろう。指標となるNY市場では、現地2日には中心限月・1月限が、終値ベースで心理的な節目となるトロイオンス当たり1000ドルの大台を割り込んだ。

テクニカル的にも、東京白金は反転の兆しを示していない。東京白金の日足チャートに、8月19日の安値4555円から9月18日の安値3601円のトレンドラインを引き、また、9月4日の高値4991円から9月24日の高値4206円までトレンドラインを引いたとき、下落の圧力がより強いことがわかる。

下向きのトレンドに従って、短期的にみて3000円を試すことになりそうだが、一方で、仮に10月中旬まで3000円の大台を維持することとなれば、トレンドラインを上抜いた格好となり、反発する動きも考えられる。

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