(2008年12月01日)

東京灯油:弱含む展開続くか

東京工業品取引所の灯油は、国際的な指標となるNY原油に連動し弱含む展開が続くであろう。ただ、現物事情を見ると強材料も浮上しており、ガソリンに比べ底堅い動きが予想される。

灯油の現物事情について、市場からはやや強気な声も聞かれ始めている。当業者筋は「世界的に軽油が足りず、特にアジアのニーズが高い」と、同じ中間留分である軽油の強さを指摘している。

また、前週は国内で寒波が意識される地域もあり、東京灯油の期近価格を押し上げたとの見方もある。11月25日に納会落ちした12月限は、対前年同月比で2万7630円(キロリットル当たり)も値を下げており、別の当業者筋からは、今冬の石油ストーブ需要が伸びるのでは、と期待する声もある。

現物事情からは強さも見られるものの、テクニカル的には下降トレンドが続いており地合いは弱い。

ソーシャルブックマークサービスにこの記事(ページ)を登録
ブックマークに追加する