(2008年12月04日)

原油:NY、40ドルの下値を試すか

国際的な指標となるNY原油は、引き続き下振れリスクが残り、40ドル(バレル当たり)の下値を試すこともあろう。

NY原油の中心限月である1月限は現地2日、終値で46・96ドルを付け年初来安値を更新した。今月に入り、原油価格は終値で50ドルを割り込んでの推移となっており、40―50ドルにレンジを一段切り下げたといえる。

直近では、7月に付けた過去最高値147・27ドルから100ドル超も下落。2007年1月の安値から08年半ばの最高値まで、ほぼ右肩上がりであった上昇分を、ここ約4カ月で帳消しにした形だ。

ただ、高値から100ドル下落しても、相場は下げ止まる様相がない。日米欧の先進国が相次いで景気後退入りする中、エネルギー需要が鈍化するとの観測が市場心理を冷やしている。

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