
円が消極的に選好される地合いが継続
(予想レンジ:105.30円〜107.80円) 今晩以降の為替市場では、ドル、ユーロの上値が重く、円が消極的に選好される地合いが継続する見込みだ。ドル円相場では、引き続きドル買い材料に乏しい展開が続きそうだ。 注目される米経済指標は1月のミシガン大学消費者信頼感指数(1/18)で、予想以上に消費マインドが悪化する結果となれば、次回FOMC(1/29・30)での75bp利下げを織り込みつつドル売りが進む可能性がある。 もっともFOMCを翌週に控えていることや、1ドル=105円付近ではドルの押し目買いも出易いことなどを勘案すれば、ドルの下落余地は限定的であろう。 なお、日本では金融政策決定会合(1/21・22)が予定されている。金融市場では日銀の利下げを織り込む動きがみられる中、福井総裁の記者会見や景気物価見通しの中間評価での日米経済の見通しの変化などが注目だ。 ユーロドル相場は、ユーロの上値が重い展開を予想している。ECBの利下げ観測も出始める中で、大幅なユーロの反発は見込みにくい。1月の独IFO景況感指数(1/24)でも、小幅ながら指数の悪化が予想される。| プロフィール |
吉田 健一郎(よしだ けんいちろう)みずほ総合研究所株式会社 調査本部 市場調査部 シニアエコノミスト 【略歴】 1996年3月 一橋大学 商学部商学科 修了 1996年4月 (株)富士銀行 入社 1998年10月 同国際資金為替部 為替対顧客ディーラー 2002年4月 みずほ銀行市場営業部 為替対顧客ディーラー 2004年4月 みずほ総合研究所(株) 調査本部 経済調査部 主に為替相場、原油相場を担当。 【著書】 「日本経済の明日を読む2007」(共著、東洋経済新報社 2006年) |








