
ドルは底堅い展開に
(予想レンジ:101.00円〜104.00円) 今晩以降の為替市場では、ドルが底堅い展開を予想する。ドル円相場は、引き続き信用リスクや、米国経済動向などが材料視されよう。 ワシントンG7(4/11)では、当局が市場混乱収拾に向けた取り組み姿勢が示せるかどうかが注目される。情報開示強化は将来の損失拡大懸念を強める一方、透明性向上や政府関与の拡大が好感されればドル買い要因となろう。 週明け後は、米大手金融機関の1〜3月期の決算発表が予定されている。中でもメリル・リンチ(4/17)やシティグループ(4/18)などの決算に注目が集まる。 その他経済指標では4月のミシガン大学消費者信頼感指数(4/11)、3月の米小売売上高(4/14)や、NY・フィラデルフィア連銀景況指数(4/15・17)などの発表が予定されている。今のところ強弱まちまちの結果が予想されている。 ユーロドル相場は、ユーロの上値が重い展開を予想する。昨晩のトリシェ総裁記者会見は、為替市場ではややハト派的に捉えられた。 もっともECBはインフレに対する警戒姿勢を崩してはおらず、下落したとしても下値は限定的だろう。| プロフィール |
吉田 健一郎(よしだ けんいちろう)みずほ総合研究所株式会社 調査本部 市場調査部 シニアエコノミスト 【略歴】 1996年3月 一橋大学 商学部商学科 修了 1996年4月 (株)富士銀行 入社 1998年10月 同国際資金為替部 為替対顧客ディーラー 2002年4月 みずほ銀行市場営業部 為替対顧客ディーラー 2004年4月 みずほ総合研究所(株) 調査本部 経済調査部 主に為替相場、原油相場を担当。 【著書】 「日本経済の明日を読む2007」(共著、東洋経済新報社 2006年) |








