
ドルは横ばい圏でのもみ合いを予想
(予想レンジ:102.00円〜105.00円) 来週のドル円相場は、米経済指標にらみの展開になる公算だ。4月の小売売上高(5/13)、同消費者物価指数(5/14)、同鉱工業生産(5/15)、5月のNY・フィラデルフィア連銀景況指数(同)、同ネット対米証券投資(同)などが注目される。 米経済指標は総じて不冴えな結果が予想されているものの、米景気の弱さは織り込み済みで、予想通りであれば反応は限定的なものとなろう。 また、バーナンキFRB議長の講演(5/13・15)では、足元の信用不安に対するFRBの認識などが注目されるが、こちらも大きな変化は見込みづらい。 日本では、1〜3月期実質GDP(5/16)が発表される。年率3%を超える高成長が予想されるものの、高成長には特殊要因も含まれ円買いには繋がりにくい。 ユーロドル相場は、レンジ内でユーロの上値が重い展開が続きそうだ。ECBが昨晩インフレ警戒姿勢を示したことで、足元のユーロ売り傾向は一服を見込むものの、ユーロ圏経済の減速懸念が広がる中で、ユーロ買いの勢いも出づらい。| プロフィール |
吉田 健一郎(よしだ けんいちろう)みずほ総合研究所株式会社 調査本部 市場調査部 シニアエコノミスト 【略歴】 1996年3月 一橋大学 商学部商学科 修了 1996年4月 (株)富士銀行 入社 1998年10月 同国際資金為替部 為替対顧客ディーラー 2002年4月 みずほ銀行市場営業部 為替対顧客ディーラー 2004年4月 みずほ総合研究所(株) 調査本部 経済調査部 主に為替相場、原油相場を担当。 【著書】 「日本経済の明日を読む2007」(共著、東洋経済新報社 2006年) |








