(2008年07月04日)

米ドル円小動きながらも下値を試す展開か

(米ドル円予想レンジ:105.00〜108.00)

3日にユーロ圏政策金利と6月米国雇用統計が発表された。ECBは政策金利を0.25%引上げ4.25%としたものの、その後、トリシェECB総裁が追加利上げの可能性を否定し、また強い米ドルは米国の国益との発言をしたことから、ユーロは対主要通貨で急落。ユーロドルは1.59付近から1.57付近まで下げる結果となった。6月米国雇用統計は予想よりも弱い内容ではあったが、対ユーロでの米ドルの上昇につられる形で、米ドル円も106円台後半まで上昇した。

今後の為替の動きとしては、本日は米国独立記念日、また来週、米国において目立った経済指標の発表がほとんどないことから、米ドル円は小動きを予想している。ただ、10日にバーナンキFRB議長とポールソン財務長官が下院金融委員会で、金融市場規制について証言を行うこととなっており、発言内容によっては動意がでてくる可能性がある。今週に入り日足チャートで、移動平均線の5日線と21日線がデッドクロスしていることから、基本的には米ドル円の上値は限定的と見ている。21日線が差し掛かる107円台前半がレジスタンスとなるだろう。一方、下値としては今週の安値となる105円付近がサポートされそうだ。

ユーロドルは目先的には弱含む可能性が高い。今週に入り5月から続くレンジ(1.53〜1.59)の上限を試す展開であったが、昨日レンジブレイクに失敗したと見ている。21日移動平均線が差し掛かる1.56付近を下回ってくるようだと、さらなる下落も考えられるだけに注意が必要だ。



プロフィール
駒場 秀樹(こまば ひでき)

カネツGKGoh株式会社
業務部業務課 課長

略歴
1995年3月 筑波大学 社会工学類 修了
1995年4月 カネツ商事株式会社 入社
1999年4月 同国際部外国為替課 カスタマーディーラー
2005年7月 カネツGKGoh株式会社 業務部業務課