
ドル円は上値の重い推移を予想
(ドル円予想レンジ:104.20〜107.20) 週明け、米政府による政府系住宅金融二社に対する支援策が発表されたものの、経営不安は払拭されず、ドル安が進行した。また、バーナンキFRB議長(15日)が多くの金融市場、金融機関は著しい緊張化にあると証言。これが金融不安を煽る形となり、ドルの下落に拍車を掛けた。しかし、原油の急落や、市場予想を上回った米大手金融機関ウェルズ・ファーゴとJPモルガン・チェースの決算がきっかけとなり、週末にかけてドルが買い戻される展開となった。 来週は、22日のワコビアをはじめ欧米大手金融機関の決算に注目が集まるほか、23日のベージュブック、24日の中古住宅販売件数、25日の耐久財受注や新築住宅販売件数がドルの動向を左右しそうだ。特にベージュブックは、インフレへの警戒と景気への配慮から難しい舵取りを迫られるFRBの次の一手を探る上で注目されており、インフレや景況感に関して踏み込んだ言及があるか注目したい。また、住宅関連指標は、予想より悪いとドル売りが強まる可能性が高く、注意が必要となる。 ドル円は、200日移動平均線(107.20付近)が上値の重い水準。下値では90日移動平均線(104.20円付近)がサポートとなっているが、明確に下抜けると下げが強まる可能性がある。 ユーロドルは、1.57〜1.61で高止まりの展開を予想。ユーロ圏の消費者物価が強い伸びを維持しており、利上げへの期待がユーロを支えている。24日の独IFO景況指数が強い内容となった場合、史上最高値(1.6038)を試す動きとなりそうだ。| プロフィール |
駒場 秀樹(こまば ひでき)カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 課長 略歴 1995年3月 筑波大学 社会工学類 修了 1995年4月 カネツ商事株式会社 入社 1999年4月 同国際部外国為替課 カスタマーディーラー 2005年7月 カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 |









