
週後半の経済指標が米ドルの羅針盤
(ドル円予想レンジ:104.70〜108.60) 22日NY時間、フィラデルフィア米地区連銀総裁が、FRBは非常に緩和的な金融政策を反転させる必要があるとコメント、さらに翌23日、米地区連銀経済報告において12の地区全てで物価圧力が上昇している事が確認されると利上げ織り込み度が上昇、米ドルは主要通貨に対して騰勢を強めた。しかしながら、24日に発表された中古住宅販売件数が過去最低(486万件)の数字となり、米ドル円は108円に届かず反落している。 今後の注目すべき材料としては、31日の第2四半期米GDP速報値、1日の7月米雇用統計が挙げられる。いずれも景気判断の上で欠かせない重要指標であり、その結果次第で米通貨当局の舵取りは大きく左右されるだろう。米ドル円は、テクニカル的に200日移動平均線(106.90円付近)を日足終値ベースで上抜けたことで米ドル買い安心感に?がっているが、引き続き信用収縮への懸念が重石となっている。6月高値である108.60円が抵抗線となる一方、再び200日移動平均線を下回るようであれば、90日移動平均線(104.70円付近)まで押し戻される可能性もある。 ユーロドルは1.60台の定着に失敗し、2週間ぶりに1.56台へと反落した。24日に発表された7月独IFO景況指数が約2年8カ月ぶりの低水準(97.5)まで急落したことも嫌気されており、1.5400付近までの調整は視野に入れて置きたい。| プロフィール |
駒場 秀樹(こまば ひでき)カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 課長 略歴 1995年3月 筑波大学 社会工学類 修了 1995年4月 カネツ商事株式会社 入社 1999年4月 同国際部外国為替課 カスタマーディーラー 2005年7月 カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 |









