
米ドル円上値の重い展開を予想
(米ドル円予想レンジ:105.00〜108.00) 今後の注目材料としては、今晩発表の米雇用統計、来週は米生産者物価指数、米小売売上高、ミシガン大消費者信頼感指数(12日)が挙げられる。また、オセアニア通貨においてはNZ政策金利発表、豪雇用統計(11日)が重要になってくる。 米ドル円はクロス円につられる形で急落し、一時、105.70付近まで下落する場面がみられた。テクニカル的には先週末に5日線と21日線がデッドクロスしており、上値が重くなっていた上に107.50の支持線を割り込んだことが米ドル売りに拍車を掛けた。オーバーシュートしたことから、米ドルに買い戻しが入り106円台後半に値を戻してきている。ただ、仮に107円台を回復したとしても、107.50が抵抗線として機能すると考えており上値の重い展開を予想している。 クロス円は全般に弱い状況が続いている。豪ドル円は今週初めに93円の支持線を割り込んだ上、2日豪政策金利を0.25%引き下げ7.00%としたことから急落し、昨年8月以来となる85円台後半まで下落する場面が見られた。安値から値を戻しているが重要な支持線を次々に下抜けてきていることから、暫くは軟調な相場展開を予想している。11日には8月豪雇用統計の発表があるが、内容次第では更なる下値を試す展開になりそうだ。 昨日、ECBはユーロ圏政策金利を4.25%に据え置いた。注目されていたトリシェ総裁の会見は前回と同様、インフレと景気の両方を配慮する内容となり為替相場にはほとんど影響はなかった。むしろユンカー・ユーログループ議長の「ユーロは米ドルや他通貨に対し、依然として実質的に過大評価」との発言に為替相場は大きく反応。ユーロドルは一気に急落し、1.42台前半の安値を付ける場面が見られた。トレンドは依然下向きと考えており、目立った支持線も見られないことから1.4000の大台割れも視野に入ってきている。| プロフィール |
駒場 秀樹(こまば ひでき)カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 課長 略歴 1995年3月 筑波大学 社会工学類 修了 1995年4月 カネツ商事株式会社 入社 1999年4月 同国際部外国為替課 カスタマーディーラー 2005年7月 カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 |









