
米ドル円小動き予想も重要指標に注意
(米ドル円予想レンジ:105.00〜108.00) 25日、米民主・共和両党が金融安定化法案に合意した事で、早ければ週内にも同法案が成立するとの思惑からNY株式市場が急上昇。米ドル円もつられる形で一時107円付近まで上昇する場面が見られたが、その後は上値が重い展開となっている。 今後の注目材料としては、ユーロ圏消費者物価指数、米消費者信頼感指数(30日)、日銀短観、ユーロ圏失業率、米ISM製造業景気指数(1日)、ユーロ圏生産者物価指数、欧州政策金利発表(2日)、ユーロ圏小売売上高、米雇用統計、米ISM非製造業景気指数(3日)が挙げられる。最近の金融市場の混乱が実体経済に与える影響を見極める上で、米国の経済指標の内容が重要になってくる。米ドル円は目先的には105円台前半から107円台後半で推移すると見ているが、金融不安が再燃してくるようだと下値を試す展開となりそうだ。 リスク許容度の改善から先週末クロス円は大きく上昇した。豪ドル円は今週に入り移動平均線の5日線と21日線がゴールデンクロスしており、目先的には強含む展開を予想している。ただ、直近の高値104.48(7/23)と安値81.39(9/16)の38.2%戻しにあたる90.20付近では上値を抑えられそうだ。ただ90.20を上抜けできるようだと93.00付近までの上昇の可能性がある。 先週に引き続き商品相場の上昇を背景に、今週ユーロドルは一時1.4860付近の高値をつける場面が見られたが、その後は反落している。今後のユーロドルの動向を占う上で、2日欧州政策金利発表後のトリシェECB総裁の会見に注目している。今週発表された9月独IFO景況指数(予想94.1 結果92.9)は予想よりも悪化していることから、会見ではインフレよりも景気減速に懸念を示す可能性が高い。その場合ユーロドルは下値を試す展開となるだろう。| プロフィール |
駒場 秀樹(こまば ひでき)カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 課長 略歴 1995年3月 筑波大学 社会工学類 修了 1995年4月 カネツ商事株式会社 入社 1999年4月 同国際部外国為替課 カスタマーディーラー 2005年7月 カネツGKGoh株式会社 業務部業務課 |









