(2006年08月08日)

時間外取引で急伸、76ドル―NY原油

現地6日夜の時間外取引でNY原油が急伸、一時76ドルの高値までつけた。石油メジャーのひとつ英系BPでアラスカ油田の生産トラブルが発生し、パイプラインの操業と原油生産を停止する作業に入ったとの発表があったことで、原油の供給不安が生じたとみられる。

これによる最終的な減産量は日量40万バレルに及ぶとされ、これは全米生産量のおよそ8%に達し、復旧のメドがつかないとあって、折からの同市場の強人気に拍車をかけたと見られる。

この英系BPはアラスカで3月にもパイプラインの腐食が原因とみられる原油の漏出があり、これに対応して同社ではパイプラインの交換を行う作業を行っていた、という。

原油市場は地政学リスクが積み重なっているのと、8月のハリケーンシーズンを迎えて供給不安には敏感に反応する地合いとなっており、こうした中でのメジャーによる生産トラブルとあって値が飛びやすい夜間での時間外取引で急伸したとみられる。

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