(2006年08月18日)

ガソリン、順ザヤから逆ザヤに

石油製品のガソリンは今週の下落局面を通じて期近と期先のサヤ関係が急変し、逆ザヤ傾向になった。期近は今夏の需要期を過ぎる限月とはいえ、期先の2月限よりは需要の度合いが強く、したがって理屈の上では上ザヤに位置するのが自然。

それがこれまでは期先にファンドの大量買いが建てられていたことでこれが人気料になって上ザヤを形成、全体としては先高の順ザヤというものであった。

とりわけこの傾向は今月上旬に強まり、順ザヤは500円から600円にも及んだ。

しかし、指標となるNY原油がその後に下落傾向を強め、弱材料が重なったことにより直近では71ドル台まで下落したことから、これに追随したのと期先にはファンドの手仕舞い売りが加速し先安傾向が強まった。この結果、全体としてはこれまでの順ザヤから逆ザヤへとサヤ関係が急変したものである。現在、この逆ザヤは1500円にもなった。

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