(2006年09月20日)

原油・コーンで買い越し減少―海外ファンド

米商品先物取引委員会(CFTC)は現地15日、最新のCFTC建玉報告を発表した。それによると、現地12日現在、ファンドは総じて売り圧力が強まった内容となっている。主力銘柄であるニューヨーク原油市場ではファンドの買い越しが3万枚台、シカゴコーン市場では10万枚台まで減少。ただ、取組高は増加していることから、新規売りが先行しているようだ【表参照】。

最新のCFTC建玉報告によると、エネルギー市場では取組高が増加しており、各資金の流入が目立つ内容となっている。ただ、ファンドの推移を見ると、原油市場は4週連続で買い越しが減少し、11週間ぶりに4万枚台を割り込んだ。天然ガス市場では2週間ぶりに買い越しが4万枚を回復している。一方、年内で上場が廃止されるガソリン市場ではポジション整理が行われており、NYガソリンBROB市場への移行が進んでいる。暖房油市場は2年ぶりに取組高が20万枚台を突破するなど、今冬の需要期に向けた各資金の流入が相次いでいるようだ。

貴金属市場を見ると金市場は前週からファンドの買い越しが1万4000枚ほど減少。銀市場は3週連続、銅市場では4週連続で取組高が減少している。

一方、農産物市場を見ると、穀物市場ではコーン市場でファンドの買い越しが前週から2万枚ほど減少し、24週間ぶりの低水準を記録した。大豆、小麦市場は取組高が横ばいで推移しており、ファンドは大きな動きがなかった。

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