(2006年10月03日)

NY原油、6週連続買い越し減少―海外ファンド

米商品先物取引委員会(CFTC)は現地9月29日、最新のCFTC建玉報告を発表した。それによると現地26日現在、総じてファンドは売りを先行させた内容となっている。エネルギー市場の修正が目立っており、今冬の需要期を前に暖房油市場では30週間ぶりに売り越しに転じた【表参照】。

最新のCFTC建玉報告を見ると、NY原油市場は6週連続でファンドの買い越しが減少しており、現地9月26日現在では1万3685枚まで整理された。地政学リスクに加え、昨年同様にハリケーン襲来を見越して強気買いが先行したものの、目立ったハリケーンは到来しなかったことで売りが強まったようだ。ガソリン市場では乗り換えが進んでおり、RBOBガソリン市場は4週連続で取組高が増加している。暖房油市場は原油市場の修正に追随し、ファンドの売りが増加。30週間ぶりに売り越しに転じている。

貴金属市場を見ると、金市場でファンドの売りが先行しており、これで3週連続買い越しが減少。また、春先には35万枚以上だった取組高はここにきて32万枚前後で伸び悩んでいる。銀市場でも5週連続で取組高が減少、ファンドの買い越しも3週連続で減少した。

一方、農産物市場を見ると、シカゴコーン市場で取組高、ファンドの買い越しともに増加した。ファンドは前週から4万2000枚ほど買い増しし、15万枚台に達するなど7週間ぶりの高水準を記録している。

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