(2006年11月15日)

ファンダメンタルズに弱さ―丸紅・鈴木氏が報告

大阪商品取引所が13日夕に東京で開催したゴムの外務員講習会(即活セミナー・第2回)では、丸紅ゴム部天然ゴム課長の鈴木貴志氏がゴムに関する基礎知識および最近の産地情勢、当面の材料と相場動向について報告した。

このうちゴム相場の変動要因として同氏は、需給動向に関するものとして自動車生産動向、中国動向、季節要因、国内在庫、産地の政情と治安情勢を挙げ、ファンダメンタルズは弱気、との見方を明らかにした。この背景について、昨年の産地市場に顕著にみられた天然ゴム需給のタイト感がヤマ場を既に超え、最近はやや供給過剰傾向にあるとした。このところ東京の先物市場が上昇してもこ産地の現物市場があまり反応せず、これは需給が緩んでいる表われとして、余剰化した現物が今後換金売りされる可能性もあることから、短期的な相場は下値指向ではないか、と予測した。

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