
市場の流動性低下を危惧―東工取・南学理事長
東京工業品取引所の南學政明理事長は15日の理事会後に記者会見し、今月1日に同取引所設立22周年を迎えたことに関連して「今は商品先物取引の変革期、これから大きく飛躍するためのスプリングボードであり、この困難を乗り越えれば、必ず明るい未来が開ける」と感想を述べた。 同理事長が指摘した取引所が直面する困難とはこのところ出来高が低迷していることを指し、10月度の出来高・取組高の推移を改めて説明した後、「依然として低迷基調に変化はなく、この傾向はむしろ鮮明化している」との認識を明らかにした。 一方で欧米の商品取引所が「商品の時代」を迎え、価格下落・調整局面においても活況を呈しているのに比べると日本市場の流動性低下は「危惧すべき事態」とされている。この事態を打破するため、同取引所としては市場の利便性・信頼性のさらなる向上に務めるとの考えを重ねて表明した。








