
鋼材先物取引に向け基準指標価格公表へ―LME
ロンドン金属取引所(LME)は、新しい先物取引として鋼材の上場を計画しており、早ければ3月までにプラッツ社と共同で基準指標価格を公表する。当面は、ホットコイルと棒鋼の2品目に限定し、ヨーロッパと北米市場で試験的に実施する。中国、インドといった新しいプレーヤーの登場で需要と生産が拡大している中で、市場でのリスク管理が不十分であり、ヘッジ機能が求められているとして乗り出す。ただ実需家や鉄鋼メーカーがどう対応するかは流動的。 世界の鉄鋼市場は、2006年で生産量が12億トン強と前年比10%も増加。こうした拡大の動きは中国などの急速な経済成長を背景としており、暫く継続すると見られている。また価格も上昇傾向をここ2年ほど続けている。 LMEは、こうした鉄鋼産業に先物市場を提供し、新しい視点でヘッジ機能を導入しようといもの。具体的なリード製品としてホットコイル、棒鋼を選定し、07年の第1クォータから基準指標価格の発表を行う。








