(2007年02月15日)

07年世界原油需要を上方修正―IEA

国際エネルギー機関(IEA)は13日の月報で、2007年の世界原油需要の上方修正を発表した。この原油需要増の見方から、現地13日のNY原油は急反発した。

IEAは同日発表した2月石油市場月報で、07年の世界の石油需要を日量8604万バレルと予測した。これは、前年比1・8%増の155万バレル増に上方修正されており、従来予測は139万バレル増であった。

世界第2位の石油消費国である中国の堅調な経済などを背景にエネルギー需要増は続く、との見方があるとされる。

またIEAは、「石油輸出国機構(OPEC)が原油市場の需給を均衡させたいことから、原油価格をバレル当たり50―55ドルを上回る水準を維持したいことが、逆に市場を過度にひっ迫させるリスクを抱えている」とした。

さらに、「最新の減産目標の達成を巡るOPEC内の懸念は、根拠のないものとなる可能性がある。原油需要の上方修正や、OPEC非加盟国の生産量鈍化、イラクの原油生産量減少など、世界原油市場の需給バランスが一段とひっ迫していることを示唆している」(同)とした。

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