(2007年02月21日)

原油、年央に緩やかに上昇―みずほ総研が分析

みずほ総合研究所は19日に発表した2007年・08年度内外経済見通しのレポートで石油市場について次のように分析している。

それによると、NY原油は年明け後一時バレル当たり50ドルを割り込む局面も見られたが、最近では50ドル台後半での推移となっている。

原油価格の下落の要因としては、米国北東部を中心とした世界的な暖冬傾向を背景に原油需要が鈍化しとくに製品在庫の積み上がりがみられたこと、石油輸出国機構(OPEC)が決定した減産の実効性に対して疑問の目が投げかけられ原油市場から投機資金が引き揚げられたことなどを挙げている。

しかし、足元にかけては米国経済の堅調さを示す経済指標が相次いでいることや寒波の襲来などにより原油需要の高まりが意識されていること、またブッシュ米大統領が戦略備蓄の積み増しを発表したことなどを受けて原油価格は50ドル台後半の水準まで値を戻した。

2007年央以降は米国経済の持ち直しが明確になるにつれ原油価格は緩やかながらも上昇基調に転じる見込みとしている。

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