(2007年03月07日)
経済セミナーを開催―協栄物産
協栄物産(本社=東京都中央区八丁堀1―6ー1)は3日、品川インターシティホール(東京都港区)で『新年度の「為替」・「株式」・「金利」の動向は』と題する経済セミナーを開催した。
第1部・経済と為替/伊藤氏 サプライ・サイド政策がカギ
第1部では、東京大学大学院経済学研究科教授・伊藤元重氏が『2007年の内外経済と為替動向』と題して講演を行った。
同氏は、現在の日本経済を支えている3つの需要要因―「20年来の超円安」、「30兆円近い財政赤字の景気刺激効果」、「長期化する超低金利」―を挙げた。為替について、「円安が日本企業の利益を押し上げている」とし、欧州や韓国のメーカーに比べて有利な競争をしている日本の自動車メーカーを例に説明した。
ただ、「この3つのアクセルは非常に脆弱」とディマンド・プル(需要で引っ張ること)の限界を指摘、今後はサプライ・サイドの政策にシフトできるかどうかがカギになることを強調。「ここに投資のチャンスがある」と述べた。
続く第2部では、経済評論家・杉村富生氏が『2007年度前半の株式市場環境を読む』と題して講演。
同氏は今後の株式相場の動きについて「あと2―3週間多少波乱は続く」としながらも、「3月下旬・4月上旬あたりに底を打って上昇に向かう」、「株価下落で突っ込み買いのチャンス」などと述べた。また、この時期に「商品市況をしっかり見ておくべきだ」とも指摘。
さらに、為替の動向については「今年の秋以降は円高に注意」と強調した。
なお、協栄物産は、こうした経済セミナーを一般投資家などを対象に定期的に行っており、好評を博している。
同社のホームページは、http://www.kyoei-bs.co.jp.
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