(2007年04月03日)

米ガソリン需給ひっ迫懸念―三菱UFJ原油レポ

三菱UFJリサーチ&コンサルティングがこのほど発表した3月の原油レポートによると、原油需要の実勢は各国の景気情勢と同様にそれほど変化がなく、ガソリン需給のひっ迫やイラン核開発問題への懸念が強まっているとみられることから、今後、原油相場は徐々に下値を切り上げる可能性がある、と指摘した。

米国の需給動向は、供給減により在庫が減少。製油所のメンテナンスは平年よりも多めに行われている。このため足元の原油需要は伸びていない。

一方、米ガソリン消費は底堅い、との見方を示した。ガソリン小売価格(レギュラー)は2・5ドルまで上昇してきているものの、ガソリン消費は堅調に推移している。また、製油所のメンテナンスが多いことなどから、ガソリンの供給がそれほど増えておらず、ガソリン在庫の水準は下がってきている。これを受け、ガソリン需給のひっ迫が懸念され始め、原油価格が軟調な米国でも、石油製品の最終需要は、やや強めに見直されている、と指摘した。

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